看板の書体選びで伝わる印象は変わる

看板に使う書体は、見た目の印象を大きく左右します。同じ店名でも、書体を変えるだけで伝わる性格が変わります。

太いゴシック体は、力強く現代的で、視認性にも優れています。遠くからでも読みやすく、通行車両への訴求が多い看板に向いています。一方で、やや無機質な印象を与えることもあります。

明朝体は、上品で伝統的な印象をつくります。和食、旅館、高級志向の業態と相性がよく、落ち着いた品格を伝えられます。ただし細い線は遠くからは読みにくいため、文字が小さい看板には不向きです。

丸ゴシックは、柔らかく親しみやすい印象です。カフェ、美容室、小児科など、親しみやすさを重視する業態でよく使われます。手書き風の書体は、こだわりや人柄を伝えたい小規模店舗に向きます。

注意したいのは、書体を複数混ぜすぎないことです。1つの看板に3つ以上の書体が混在すると、全体が散漫な印象になります。基本は1つ、強調したい部分に1つ、という程度に留めるのが安全です。

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